忍者ブログ
右サイドカラムのボタンを押して下さい。
                    Hit me and Enter!

4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14.
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

OVA 最遊記 RELOAD 〜 burial についてです。

第壱巻・弐巻の発売が大幅に遅れる中、相変わらず12月発売を謳い続け
て来た、第参巻 ~ 悟浄&八戒の章 ~ ですが、目出度く(?)今年の2月
22日発売、と延期を発表され、何はともあれ現実味は出て来たようです。
( 追記: 3月28日に再延期!)

出来れば三巻とも欲しかったところですが、Special Edition で 3万円弱、
Standard Edition で揃えても 2万円弱と、払い切れなくは無いとは言うもの
の、随分と人の足許をみた舐めた価格設定に、些かカチンと来たのも確か
で、私の場合は既に、一巻・二巻の購入を見送ってしまいました。
いや ・・・ それでも、何も持っていなければ、買っていたかも知れませんが、
一応、CDドラマとして先に発売されているんですよね。


クリックして下さい。少し大きくなります♪


しかも、アニメになった際の 「 絵 」 は、然程好きではないときています。
( ぴえろは勘弁して下さい ・・・ と言いたかったです、ほんと!
参照:以前に書いた 「 うる最 4 」 http://akira1.blog.shinobi.jp/Entry/457/
そもそも、買おうか、と思ったこと自体が、これまでずっと買って来たのだ
から、という惰性で行動している状態で ・・・。
そこへ持ってきて、この価格設定では気が失せてしまいました。

まぁ、書籍やDVDの場合、価格は発行部数に左右されるのも致し方無い
所ですし、どうしても欲しかった書籍にウン万円払った前科もあったりしま
すが、これよりもっとマイナーなアニメでも、せめて 1時間超で 4~5千円
の価格帯に抑えているのと見比べても、どうしても 「 取り放題 」 に思えて
なりません。
値打ちは人それぞれだから、払う気の無い奴は何も言うべきじゃない!など
という物分りの良過ぎる台詞ばかりを吐いていると、出版社が益々そういう
寛容に付け込んで、安易な発売を繰り返すような気もします。
一応、第三巻は購入する予定ですが、それでもやっぱり、価格の不満だけ
は書いておこうかと思いました。

毎回付いてくる訳の分からん 「 おもちゃ 」 も、CD以外はもう結構と言いた
いですし、悟浄は好きでも 「 平田悟浄 」 に用の無いわたしには、キャラソン
は完全に無関係ですし ・・・。
( 山ちゃ~ん、Come Baaaaaack!って、今頃まで言っていたら、顰蹙を
買いますかね?(^_^;) )


クリックして下さい。少し大きくなります♪ クリックして下さい。少し大きくなります♪


何か値段や体裁への苦情ばかりでしたので、内容について少し書きます
と、埋葬編は、決して嫌いな章ではありません。
出会いとか過去にしばしば思いの及んだ、初期の頃の最遊記を髣髴とさせ
るものがあり、全体の雰囲気が非常に気に入っていました。
下膨れの悟空とか、普通の眼鏡の八戒も ( 本編中としては ) 初めて目に
し、楽しいとも思いました。

特に、RELOAD の埋葬編以降は TV アニメにならなかったので、日本語の
台詞は、CDドラマで初めて聞きました。( 持ってなかったモンで^^ )
悟浄と間違えられた八戒の応答、
” ・・・・・ ”
" Do you honestly think I am?"
を、石田さんが、思いっきり嫌そうに 「 そう ・・・ 見えます?」 と吹き替えて
いるのを聞いて初めて、悟浄が、
" You say it like it's a bad thing, Hakkai. " ( 嫌そうに言うな、八戒っ!)
と怒ったのが、リアリティを伴って分かりました。
ついでに、出て行こうとした八戒が、雨にまで祟られて、ヤケクソ気味に
" ・・・ Fine. To hell with it. " と吐き捨てた台詞。
他の三人に比べ、省略形が少なく、hell や fuckin' ~ などの言葉の使用
も殆ど無い八戒が、えらく捨て鉢な表現を ・・・ と思っていたら、
「 あーもう!しょうがねえなあ!」 という、男言葉(?)だったのにも初めて
気付きました。
英訳の捨て鉢とは違って、吹っ切れて決心の着いた台詞だったんですね。

まぁ、全体にTVアニメ以来、久々に四人の声を聞けたのが懐かしくて、
結構楽しめました。
ですから、DVD では、今度は四人の声を伴った絵も ・・・ と思って、楽しみ
にしてはいます。

こういう箇所だけでなく、全体的にも概ね気に入っている埋葬編ですが、
実は気に入らない点が一つだけ ・・・。
三仏神と三蔵の関係って、やはり不自然だと思うんですよね。

慈悲を現し、人間を見守っている立場だと言いながら、「 自分達の組織の
一員としての玄奘三蔵 」 にしか、興味が無いとでも言いたげで、その意味
で、三蔵は庇護の下に置こうとするが、悟空・悟浄・八戒には何とも冷たい
存在であり、三蔵が敬意を払い切れないのも当然と言う気がします。
尤も外伝を見ていても、神々と人間、妖怪の差が単なる種族の違いでしか
ないのは、最初から見えている訳で、人間以上に欲望渦巻き、陰謀・策略
を繰り返す様を見せ付けられてもいる読者には、神々が道徳的とか、倫理
的に人に優っているとする理由も無いということなのでしょう。

それでも、三蔵までが時に彼らの理屈に従い、自身もそういう他を見下す
ような視点を取るのが、何とも遣り切れない気がします。
物語初期に、神仏のためじゃねえ!と嘯いていた頃の三蔵の方が、却って
人に優しく、立場の弱い者を庇えていたりしたのが、今となっては懐かしい
と感じます。

中でも八戒に対する見下し方は、見下している理由が、三蔵の過去にも同
じ様に存在したものだと判ってからは、何故現在、人一倍思い遣りを持って
穏やかに生きている者を、あれほど蔑み続けるのか分からない程です。
ましてや、その相棒という事でそうなるのか、悟浄にまで同じような視線を
向ける理由も解りません。
悟浄って、唯一、三仏神の思惑とは関係無い人物の筈なんですが。

それらの言葉に影響でも受けたのか、三蔵の態度も悪くなってゆく一方で、
わたしが 「 無慈悲な三蔵 」 になってきたと感じ始めたのも、ここいら辺から
であったように思います。
初期の頃、清一色との件で、気絶した八戒を悟空の行方不明の情報から
遠ざけ、悟浄にバラサレて怒るシーンまであった三蔵とは、まるで別人だ
としか、思いようがありません。
カミサマ編の最後で 「 ??? 」 と思えた三蔵が、埋葬編のこの辺りから
どんどん無慈悲で強面な人物になっていったという気がして、描き方に
ある種の懐かしさを感じながらも、同時にここから歪んでしまったという悪い
思いの残る箇所であるのが、この 「 最遊記 RELOAD 〜 burial 」 です。

そうそう、GARDEN のオープニングテーマ曲 「 Late-show 」 は、リフの部分
に独特の響きがあって、切なそうで良い感じです。
如何にも夜の雰囲気で、「 それは、月だけが看ていた物語。」 には似合っ
た曲だと思い、気に入って聞きました。

しかし、それにしても ・・・。 またそんなことを言いながら、懲りずに割高の
OVA を買い続けるのって、みかん6個から2個を引いた答えが宿題になる
何処ぞの15歳の少年を笑えませんよね。
はあ~~、馬鹿だ馬鹿だとは思ってましたけど、まさか此処まで馬鹿だっ
たとは! ( はい、「 ボクが 」 ですよ! ・・・ 怒らないで下さいネ♪)
(。・・。)(。. .。)ウン


OVA「最遊記RELOAD-burial-」第参巻~悟浄&八戒の章~
OVA「最遊記RELOAD-burial-
第参巻~悟浄&八戒の章~



OVA 最遊記 RELOAD 〜 burial
第参巻 ~ 悟浄&八戒の章 ~
 Special Edition  2008年 3月28日発売
 Standard Edition 2008年 5月23日発売
 
 
 
 
PR
男女の双子と言うのは、何処か神秘の匂いを感ずる所があるのでしょう、
フィクションの中では人気が高くて、排卵誘発剤など無く、双子そのものが
今よりうんと少なかった時代から、度々登場したものです。
シェイクスピアを挙げるまでも無く、戯曲に特にその登場が多く見られたの
は、当時の舞台が女人禁制であったという、また別の事情に拠るものなの
ですが、( 女性役を若く未熟な少年に演じさせたため、その演技力の不足
を、役を 「 双子の兄に化けている女性 」 とすることで、女性を演じ切れて
いない状態を誤魔化そうとした。)、それでもやはり、シェイクスピアに描か
れた男女の双子にも、独特の雰囲気は有ったと思います。

ただ、日本人が双子の姉弟という言葉を口にするのはどうかなとは、思って
しまいますよね?
男尊女卑の日本では、男が必ず兄、女が必ず妹である筈です。
何と無く、有り得ない日本語を聞かされているような気になって、違和感が
払拭出来ません。
学校で学級委員長と副委員長を男女別に選出し、男性が必ず委員長に
なり、女性が副委員長になるのと同じで、順番など関係無いのではないで
しょうか?

だって、フィクション上最も有名な、双子の兄妹 ― ギリシア神話のアポロ
ンと、アルテミス ― にしてからが、兄と妹と翻訳されている位です。
なにしろ、この兄妹は、母レトがヘラの嫉妬に追われて放浪し、先ずオル
テュギアー島でアルテミスが生まれ、さらにデロス島でアポロンが生まれ
たとされ、このときアルテミスは生まれたばかりであるにも関わらず、母の
お産に立会い、助産婦の務めを果たしたという逸話を持っているのです。
そして、我らが日本人の翻訳者は、正にそのエピソードを紹介する際にも、
アルテミスを 「 妹 」 と書き続けるのですから、男尊女卑も此処まで徹底
出来れば、ある意味立派かも知れません。
妹が、母親が兄を出産するのに立会い、兄を取り上げました ・・・ なんて、
並みの神経では書けませんからね。


クリックして下さい。少し大きくなります♪ クリックして下さい。少し大きくなります♪


まぁ、翻訳の不適切と、日本での兄妹という呼称はこの際無視することと
して、やはりこの兄妹にも、人々は独特の雰囲気を感じ取っていたようで、
互いの恋愛には、複雑な感情を見せるシーンが描かれます。
( 元のギリシア神話が、民間伝承なので、この言い方はおかしいのでしょ
うが、ホメーロスやヘーシオドス辺りの作品を紹介しているところを想像して
下さい。)

特に有名なのは、狩猟の神であるアルテミスとギリシア一の狩人である
オリオンが恋仲になったのを嫌ったアポロンが、海を渡るオリオンを妹(?)
に指し示して、あの丸太を射てみよと挑発したという事件です。
哀れにもアルテミスは兄の挑発に乗って、誘われるままに、自分の恋人を
射殺してしまい、ゼウスに泣き付いて、オリオンを星座として天空に上げて
貰いました。
( 自らが、狩猟の神であると共に月神でもあり、夜空を照らす月の小舟を
走らせる際に会えるのを楽しみに暮らしていることになっています。)

妹(?)自身の手で恋人を射殺させるお兄いちゃんとは、何とも恐ろしい話
なのですが、やはり、こういった太陽と月という美形兄妹には、古代の人々
も、各々が別の生活を持って離れて行ってしまうよりは、常に美しいペアで
居て欲しいと願ったのではないでしょうか?

さて、もう一組、有名な男女の双子と言うと、あの閻魔大王がそうです。
インド神話における太陽神の一人ヴィヴァスヴァットと、トヴァシュトリ神の
娘サラニユーの間に生まれたのが、ヤマとその妹ヤミーであり、サンスク
リットのヤマ ( यम, Yama ) の音訳が、我々の言うところの閻魔大王です。
『 リグ・ヴェーダ 』 では人間の祖ともされ、ヤマとその妹ヤミーとの間に
最初の人類が生まれたということになっています。

ヤマは人間で最初の死者となったが故に死者の国の王の任に就きました。
インドでは、古くは生前によい行いをした人は天界にあるヤマの国に行くと
されましたが、後にヤマは死者を裁いて地獄に落とす恐るべき神へと変化
してゆきます。
更に中国に伝わって、やがて晩唐に撰述された偽経である 『 閻羅王授記
四衆逆修生七往生浄土経 』 により十王信仰と結び付けられ、地獄の裁判
官の一人として 「 人が死ぬと裁く 」 という役割を担い、信仰の対象となった
とされます。
現在よく知られる、あの唐の官人風の衣を纏った姿はここで成立したようで
す。( この段落のみ、出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

双子で、夫婦で、人類の祖 ・・・ ですか!
有り得るかどうか、と言うよりは、想像上調和が取れていて、これが理想的
だと、人々が勝手に想像したというところなのでしょうね。

調和の取れた美しいペア ・・・ という意味合いで取り上げられることが多い
所為か、男女の双子はそっくりの姿に描かれ、最初に述べたシェイクスピア
の戯曲のように入れ替わっての大活躍も多いようですが、男女の双子は
二卵性双生児であるため、通常の兄妹以上に似る理由は有りません。
そっくりな姿で入れ替わり、大活躍したり、喜劇を巻き起こしたりする双子
のお話は、一卵性・二卵性の区別の付かなかった時代に描かれたフィク
ションが、今も引き継がれてしまっているからでしょう。

八戒と花喃が似ていないのは、それで正しい訳ですね。
別に産院で花喃と八百鼡が取り違えられたということでは無さそうです^^


クリックして下さい。少し大きくなります♪
 
 
 
 
新春第一弾ということで、今回は 「 妖怪八戒 」 についてお送りします。
( ↑ 理由と導き出された結論の間に納得出来る因果関係が無いっ!)

怒りや強い感情に拠って、時々本人の意志と関係無く変身してしまう悟空
と違って、元々が人間であった所為か、八戒にはどれ程怒っても無意識に
変化 (へんげ) してしまう、といったことは無いようです。
ですから八戒の変化は、回数自体が少なく、特に初期の物語の中には、
そういった場面が全く描かれていなかったため、TVアニメの焔との対決の
中で、始めて変化したのを見た時は、
「 そっか、八戒さんも変化出来たんだっけ!」
と、改めて妖怪であったことを再認識した程でした。
RELOAD に入ってからのように、妖怪と人間の狭間に揺れ動く気持ちが
描かれるほどには、深刻な話が無かったこともあって、好い加減、忘れて
いた時の、いきなりの変化であった訳です。


クリックして下さい。少し大きくなります♪ クリックして下さい。少し大きくなります♪


それと前後して、カミサマ編の最初、金閣・銀閣のところで、悟空と異界に
送り込まれた際に一度。( TVアニメの焔編?とほぼ同時期で、私の場合
には、偶々こちらが後になったという程度の差です。)
その後暫く変化が無かったのですが、後に埋葬編に入って、悟浄と知り合
って間も無い頃に一度。( 物語の時系列では、これが一番最初の変化。)
更にヘイゼル編に入ってから、悟空を止めようと、もう一度変化しており、
今までのところ、これで全部のようです。
TVオリジナルである焔たちとの対決のエピソードを別勘定として、原作では
合計三度の変化をしているということですね。

ただ、この変化、最初の2回 + TVアニメでのそれと、ヘイゼル編で見せ
た最後のそれでは、どう見ても描かれ方が違うように思えてしまいます。
最後の一回を除けば、八戒の変化は、「 通常、描かれないもの 」 として
扱われていたという気がします。

耳の制御装置 ( ごめんなさい。あれを 「 カフス 」 と呼ぶ気はありません。)
を取り去るまでの動作が意味深に描かれるばかりで、見えるのは、尖り出
した耳の先とか、捲れたシャツの下の蔓の模様の一部だけ。
本気で変化した姿を見せること無く、相手妖怪の悲鳴が聞こえて、場面が
切り替わってしまい、その次の場面と言うと、「 やれやれ 」 な八戒さんが
耳のクリップを着け直している状態でした。


クリックして下さい。少し大きくなります♪


どうやら、当初には本気で妖怪化した八戒を見せる気が無かったという事
なのでしょう。
この時期の方が、後に正体を明かしてしまった時よりも、ずっと妖怪らしい
絵柄が作者の頭に有ったのだろうという気がします。
洋服の襟元の止め具を外していたりして、多少の巨大化も出来るんだぞ、
と言わんばかりでしたし、現に盛り上がりかけた背中の筋肉がちらりと見え
たことだって ・・・。

だからこそ、八戒は余り変化したがらないのだろうと思っていました。
つまり、この時点では八戒の変化も他の妖怪と同様に、ちょっとグロテスク
で恐ろしげなものになることを想定し、その代わり、実際にはその姿は謎の
ままとして見せないのがお約束かと思っていました。

ところが、遂に対悟空戦で読者の前で完全に変化してしまった訳で、一体
どうなることかと思ったら、これまでチラと見せてきた片鱗は一切合財無視
して、「 見せるための 」 妖怪八戒になっていて、驚いたものです。


クリックして下さい。少し大きくなります。


これまでの仄めかしを綺麗さっぱり忘れて、皆が望んだような美しい姿を
とって、妖怪八戒は読者の前にその全貌を現しました。
長目の髪、尖った耳、長い爪、蔓の模様は想定通りとして、決定的に違っ
ていたのは、顔と体格でした。
瞳の変質が、片目が義眼ということで、左目にしか起きず、そのためオッド
アイとなっていますが、それすら神秘的で綺麗!としか言いようのない容姿
で、妖怪というよりは、同じ非人間型でも、エルフのイメージに近い気がし
ます。( だって耳の形が、ほら ・・・。)
瞳の色は変わったものの、切れ長の目もそのままで、面立ちも細面 (ほそ
おもて) を維持していますし、儚げで苦しげで、どうも妖怪と言われてもピン
とは来ない姿ですよね。
体格も、どう見ても全く元のままで、相変わらず華奢で弱々しい身体つき
です。

それにもう一つ、意識の点でも同様に、それまで想定していたものを捨て
たのではないかな?と思えるフシがありました。
八戒の変化は毎回、「 自分以外の誰か 」 を庇う目的で、苦渋の選択の中
で採用されるのですが、それでも以前の変化では、制御装置を外した八戒
は、非常に大胆であり、人間型だった時に持っていた悩みなど、手放して
しまったかの様に、これから始める戦闘に興奮して笑っていました。

しかし、最後の変化の際には、( 暴走しかけるまでは ) 寧ろ哀しげな表情
を見せ、何処と無く、そういう変化の出来る事自体が辛らそうな様子でした。
どうも、内面・外面共に、全部見せる気になってからの妖怪八戒は、見せ
ないつもりでいた時の妖怪八戒とは別物として描かれている、というのが
正解ではないでしょうか?


 


どちらが好きか?と問われれば、綺麗であるに越したことはないのでしょう
が、でも、八戒というキャラクタは重い荷物を背負っていますからねぇ ・・・。
理性を吹き飛ばして、単純に戦闘を思い浮かべて笑っていられる八戒で
いた方が、本人には幸せなのではないか?と、そういう気持ちが心の隅に
あるのも確かです。

ところで八戒というと、同人誌などで 「 受け 」 専門として扱われ、SEXで
あればまだしも、最早や情交とすら呼べぬ単なる悪趣味な暴行を延々と
受け続ける描写をされることの多い人物ですが、たとえ架空の人物とは
言え、こういう描写を読むのは辛い気がします。
しかも、特に三蔵相手となると、暴行+言語道断な不浄視が付き纏って、
こればかりは聞きたくないからこそ、BLに逃げ込んだという事情もあったの
に、何を読ませてくれるものやら! (ノ_-;)ハア…
ま、今更良い子振りはしませんが、そんなプレイが好きなら、書いてるお前
が好きなだけ受けろよ!は、言ってやりたい所です。
こういうのを書く奴は、是非とも以前の薄笑いを浮かべる妖怪八戒に襲われ
てしまえば良いのに ・・・ ってね!

そういう馬鹿を弾き返すという意味では、存外昔の妖怪らしい八戒の変化
の方が好都合であったような気はします。
 ̄(=∵=) ̄
 
 
 
 
金が信念!!


 御訪問有難う御座居ました。       patapata-jeep
 今年も宜しく御願い致します。 悟浄 八戒


                   01 / 01 / 2008
 
 
 
 






もう、何度も書いて来たけれど、Xmas も正月も、ゴールデンウィークも、
世間が華やかにはしゃぎ回るようなイベントは、どれも苦手です。

もう随分と昔のことなのに、子供時代、そういったイベントで御馳走を食べ
たり、プレゼントを貰ったりしたことが無い代わりに、そうしない理由を嫌と
言うほど聞かされたのが、頭と身体に染み付いているからですかね。

父親が働いていないから ・・・ とは、誰も言わなかった。
お前には、してやる値打ちが無いから。
その言葉に始まって、自分がどれ程値打ちが無く、どれ程他所の子供に
比べて劣っているかの説明になり、そのうち必ず、お前さえ居なければ!
という、何時もの愚痴になっていった ・・・。

お前さえ居なければ、食費も要らない。
お前さえ居なければ、衣服も買わないで済む。
お前さえ居なければ ・・・。
だのに、Xmas なんて、とんでもない!

未だにその頃の栄養失調の後遺症が残る、最低限度の食事と衣服を、
そこまで惜しみ、怒りをぶつけてくる家族に、子供の頭にも、
「 何故自分は生まれてきたのか?」 という疑問が湧き起こる。
Xmas の思い出は、常にそういった無残な言葉の数々 ・・・。
行事さえなければ、わざわざもう一度聞かされずに済んだものを、と
悔しがった。

それを聞いている自分は、表を通り過ぎる幸せそうな家族を眺めていた。
大きな商店街に繋がる道に面している自宅の前を、山の様に買い物をし、
たらふく食べた子供たちが、両親に挟まってはしゃぎながら歩いていた。

・・・ なぁんてね!
悟浄 or 八戒の子供時代を、散文詩的に Xmas SSにしてみました!
・・・ とでも言いたいですが、σ(・・*) 自身の Xmas に対する印象です。

ま、こんなの、分からないのが一番ですので、Xmas のお好きな方は、
精々楽しんで下さいな。
Merry Xmas for you!
May the God's love and Force(?) be with you! ( 何だそりゃ?)
 
 
 
 
新着情報
( このブログ以外の場所に置いており、下欄の 「 最新記事 」 に載らない内容です )

「生存者」 ~ 蛙灰皿秘話 ~
 2008/11/11

「憐情」
 2008/10/16

「行くな!」君去りし後裏返し編
 2008/09/21

「風車」
 2008/09/04

「贈物」
 2008/08/27


 ご訪問ありがとうございます。


 ここには、最遊記についての

 エッセイ、その他の雑文を

 置いて居ります。

 ブログには不向きなのですが

 カテゴリーのボタンを押せば

 多少、纏まった記事として

 御覧戴けるかと思います。

 この下のボタンを ↓ ↓ ↓

 クリックして下さいね!

 (。・・。)(。. .。)ウン
プロフィール
HN:
Nacchan & Akira
性別:
非公開
職業:
アニマル・セラピスト
自己紹介:
わたしが、なっちゃんだ!
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
Hit it and you can see my Pop-up!

↑ Hit it and you can see my pop up!



  ―――――――――――――

触らないで!
何となく ・・・


最遊記 関連商品のページ








チンゲンツァイシスターズ・ライブ♪



from burial3
ブログ内検索
忍者ブログ | [PR]
shinobi.jp