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( 昔教えてもらった言葉があると、三蔵が八戒に話した師からの訓え。)

光明 「 そうだ江流、良い言葉を教えましょう。
     大人になってから、役に立つかも知れませんよ。
     ・・・ 酒は飲んでも飲まれるな。」

     - 幻想魔伝 最遊記
         第38話 『 Fleeting Vision はたせぬ約束 』 -


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光明三蔵法師と言えば、穏やかな笑顔と共に、人生を達観した言葉を
披露することの多い人物です。
実際、この直前にも、江流に酒についての彼なりの見解を伝えています。

「 江流、お酒というものは、無理して飲んでも
碌な事はありません。
飲む方も酒と同じく、身も心も成熟して、
初めて美味しさが分かるものなのです。
身体が未熟だと酒は身体を蝕みます。
心が未熟だと酒は心を蝕みます。
自分を蝕む酒は、ただ苦いだけですよ。
江流、早く大人になりなさい。
あなたが大人になったその時には
一緒に一杯やりましょう。」


未だ酒の味を知らぬ子供に、頑なに禁止するでもなく、さりとてその年齢
での飲酒を許す訳でもない、至ってマトモというか、良識のある意見だと
言えるでしょう。
それなのに、わざわざ 「 良い言葉を教えましょう。」 と前置きして伝えた
言葉が、「 酒は飲んでも飲まれるな。」 などという俗っぽい内容でした。

この人には他にもこういう肩透かし的な発言が多かったようで、博覧強記
である筈なのに、「 人に教えられるのは折り紙くらい 」 と言ってみたりと、
飄々として掴み所の無い一面も目立っていました。

以前に、悟浄と八戒で、李厘 (りりん) を悟空に比較して、
「 ありゃありゃ!あいつら、行動パターンが一緒だぞ。」
「 紅孩児より、悟空の妹と言った方が、しっくりきますねぇ。」

( 第13話 『 Crude Counterfeit 死を呼ぶ果実 』 )
と、話していたことがありましたが、光明三蔵の場合、四六時中笑顔で
いる点からみても、わたしには、三蔵のというよりも、八戒の恩師だと
紹介した方がしっくりくる気がするのですが ・・・ ?


ところで、話は全く違うのですが、この回には、普段ストイックに描かれ、
縁の下の力持ちの観のあるジープが、珍しく大満足な笑顔を見せる
シーンがありました。


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自分にも相手にも何の制約も与えず、本能のままに食い放題な悟空と
いて、お気に入りの八戒が酒に強いことを大勢の前で証明するのを眺め
ていれば、定めし気分が良かったのでしょう。
目が 「 ^^ 」 になっており、滅多に無いことなので載せてみました。
 
 
 
 
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( 鎖で繋がれ、岩牢に閉じ込められている悟空に、三蔵が声を掛ける。)

三蔵 「 おい、俺のことずっと呼んでたのはお前か?」
悟空 「 え?俺、誰も呼んでねぇけど。あんた誰?」
三蔵 「 嘘だね。俺にはずっと聞こえてたぜ。
     うるせぇんだよ、好い加減にしろ。」

( 謂れの無い難癖をつけられても、存外怒りもせず、きょとんとした顔で
三蔵を見上げるばかりの悟空に ・・・。)

三蔵 「 来い。連れてってやるよ、仕方ねぇから。」

( 手を差し伸べる三蔵に応えて、悟空が手を伸ばすと、掛かっていた
手枷が自然に崩れて落ちてゆく ・・・。)

     - 幻想魔伝 最遊記
         第1話 『 Go to the West はるかなる西へ 』 -


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物語の冒頭、三蔵と悟空が500年振りの再会を果たす場面です。
原作のコミックでは前置きも無く、正にこの場面から物語が始まります。
そして、この時の、「 煩いくらいに自分を呼び続ける声。」 という三蔵の
感覚と、伸ばされた手をもう一人の手が捉えるというイメージは、その後
も物語の中で、繰り返し何度も語られており、彼らの因縁の強さを象徴
する逸話とも言えそうです。


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後の話の中で、声のイメージは、
「 ただ、うるさかったんだ。俺を呼び続けるそいつの声がウザイ
から一発ブン殴ってやろうと思って ・・・。
だが、そいつがあんまりにも間抜け面で俺を見上げたから、殴る
気が失せた。」
といった回想シーンや、
目の前で騒ぐ悟空に引っ掛けた、「 本当にお前は煩くて敵わん。 」
( 第15話 『 Fated Guys 紅(あか)の呪縛 』 )
といった台詞としても出て来ますが、その他にも 第26話 『 Calling 届か
ざる叫び 』 等々、随所で取り上げられており、時には、相手が紅孩児で
あったことさえ ・・・ 。

また、手を取り合う絵柄は、オープニングにも何度か登場しました。
先に述べた 第26話 『 Calling 届かざる叫び 』 では、この 「 手を取る 」
が、より重要な役割を果たし、敵の幻術に捕らえられていた三蔵が、悟空
の手を取ったとイメージ出来たことを、相手の呪縛からの突破口にして
無事生還を果たしています。

「 声 」 の正体は、物理的な音というよりも、魂の呼び声らしいのですが、
三蔵には、この声がかなりはっきりと聞こえるようです。
こういった呼び声の存在は、光明三蔵と玄奘三蔵の間にも存在し、光明
が、「 いつかあなたにも分かる時が来る 」 と予言したことから、三蔵は
寧ろ、師の予言が叶ったように感じている様子です。

これに対し、悟空には三蔵の声が聞こえませんが、メンバー中ただ一人
転生せず、記憶を失くしているだけで元の人格を留める彼には、代わりに
微かながら前世の三蔵の記憶が残っています。
識閾下で何とか保っているだけの記憶であるらしく、自我を失くしている
時、気を失っている時にしか現れませんが、意識の有る時には声・髪の
色・態度などに 「 懐かしい 」 という思いを感じる形でそれを認識する
ことが出来るようです。

猪悟能 ( 八戒 ) 追跡の時点で、既に悟空が三蔵に従っていたことから、
三蔵と悟空の再会は、悟浄と八戒より一足先であったようですが、これに
比べれば、悟浄と八戒が呼び合う声は、もっと希薄で頼りないものでした。
しかし特に原作では、三蔵から 「 悟能は大量虐殺の犯人で、匿えばお前
も同罪 」 と言い渡された後も、その言葉に反応して飛び出してしまった
悟能を逃そうとして、悟浄が三蔵を組み伏せていますので、何か通常
ではないものを感じ取っていた、とだけは窺い知れます。

それでも無関係と分かってから、無謀な行動の理由を聞かれた際、悟浄
は、「 何でだろうなぁ、俺にもよう分からん 」 ( 第15話 『 Fated Guys
紅(あか)の呪縛 』 ) と答えていましたから、悟空と三蔵の取り合わせの
方が、呼び合う力が強かったように見受けられました。


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尤も、出会ってしまえば、こちらの方が年齢も近く、性格的な取り合わせ
も、相性が良かったようでしたね。
 
 
 
 
今日退院して来ました。
まだまだ手術跡の痛みも取れない状態で、仕事も減らしていますし、
元々 「 ゆるゆると、気紛れに ・・・ 」 であった、最遊記のエッセイに
至っては、もっと気紛れにしか更新出来そうもありませんが、それでも、
好きで書いているものですので、これからもボチボチと続けてゆくつもり
で居ります。
引き続きよろしくお願い致します。


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こんな美形とは程遠いキャラですが、この人とは読書のスタイルだけ同じです。
多分、こういう読書スタイルになっている理由も同じなんじゃないのかなぁ ・・・ ?
わたしの場合、ちゃんとした机が、平積み専用本棚と化しているという意味ですが。
( ̄_ ̄|||) どよ~ん



幻想魔伝 最遊記について、気侭に書き散らしているエッセイ集です。
宜しければ、どうぞ!

【名言・迷言】 幻想魔伝 最遊記
最遊記に関するエッセイです♪


最遊記シリーズ
最遊記に関するエッセイです♪

 
 
 
 
Jeep

ジープ (Jeep®) は、ダイムラー・クライスラーの四輪駆動車のブランドで
ある。ジープは単なる商標に留まらず、その優れた設計から民生のクロス
カントリーカーや小型軍用車両の代名詞となっており、ライセンス生産、
コピーを問わず、世界中に亜流が存在する。

・・・ なぁんてことが言いたい訳でないのは勿論のことです。

ここでは、最遊記の話をしている訳ですから、ジープとは当然に八戒の
肩に止まり、必要に応じて車に変身する白い小竜のことですよね。
ただ、原作でジープであった彼の名前は、TVアニメになった際、ジープが
上述の如く、商標登録された固有名詞であったことから、白竜と変えられ
てしまいました。

後付けの理由と思われますが、小説版最遊記 「 鏡花水月 」 の最後に
改名の理由が出てきます。
「 白竜では余りに見たままなので 」 という八戒の思い付きのようですが、
ジープだって結局変身しているもう一つの姿であって、見たままです。
しかしまぁ取敢えず、これで、「 白竜 」 が、彼の元々の名前であったと
いうことにはなるので、それで良いのでしょう。

ジープは物語開始時 ( 旅の始まりの時点 ) から、既に八戒のペットと
して、また一行の足として、登場していますので、原作でもアニメでも
殊更に出合いのシーンが描かれることは無かったのですが、後に小説版
のこの同じ巻で、最初の出合いが紹介されることとなりました。
( ここには、それまで余り描かれて来なかった八戒と悟浄の同居時代の
エピソードが描かれ、八戒と花喃の正確な関係も出てきます。)

ただし、ここでも、出合いそのものの詳しい記述はありません。
雨に弱い八戒が、独り不安に落ち込んだ挙句、折角心配して戻って来た
悟浄とすれ違うようにして、雨の中を彷徨い出してしまった先の森の中で、
出合いを果たしたことになっていますが、羽音を聞くシーンで一旦話が
途切れ、次には、ジープが八戒と暮らすようになって以来、日課となって
しまった悟浄の叩き起こしの場面となって再登場します。

八戒はこの日課を 「 不規則な生活が身体に悪いから、悟浄を気遣って
起こしている、愛情表現 」 だと主張しますが、悟浄は 「 八戒の食事の
仕度 ( 家事 ) を軽減するためにやっている 」 と推測していました。
この小竜は、前世で天蓬に一目を置き、策士として気にもいっていた
西海竜王 敖潤 ( 捲簾・天蓬の上官 ) の生まれ変わりと言われる事が
多いようですが、作者がそれを公式に認めたことはありません。
しかし、悟浄の起こし方以外にも徹底して八戒にだけ味方する癖があり、
八戒にも、ジープの言葉を聞き取っていると思しき節があって、繋がりは
強いようです。
ですから、悟浄の推測は多分当たっているのでしょう。

その後、三仏神から三蔵に新たに、百眼魔王の城から持ち出された2つ
の宝物を探し出し、破壊または封印をせよという命令が下ります。
一つは八戒の悪夢を再現する 「 悪趣味な 」 鏡でしたが、残る一つが、
禁断の汚呪とされる 「 化学と妖術の合成 」 によって作り出されたジープ
の存在でした。
そして、「 害は無さそうだ 」 という理由に加え、「 帰りの足が無くなる 」
という三蔵らしい言い草と共に、赦され見逃されたジープは、三蔵一行の
一員というか、その時点では八戒のペットとなります。

因みに運転者が八戒である理由は、彼が飼い主だからではなく、当時
( or その後ずっと?) 「 隣で運転するのを見たことがある 」 という八戒が
4人のうちで、一番運転技術が高かった(?)ためです。

・・・ このような経緯で、八戒に懐き、三蔵達の旅にも同行することになった
ジープの正体は、つまりは、元百眼魔王の所有していた宝具ということに
なるのですが、わたしには、もう一つより具体的な存在理由が有る様な
気がしてなりません。

羽のある動物が、安全と信じる場所に止まったときには、普通羽をたたみ
ますよね?
しかし、ジープはお気に入りの八戒の肩に止まる際、大抵は羽を左右に
張り出して止まります。
一方、自身の顔 ・・・ というか、首は下に曲げていることが多く、あまり
目立たせるのが好きではない様子です。


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そのため、左右に大きく広げた純白の翼は、八戒自身のそれに見える
ことも多く、八戒が、背を反らすようにして立っている様は、さながら、
八戒自身が翼を背負って、そこに佇んでいるように感じてしまいます。
コヤツ、本当の存在理由は、武器を持たない八戒のアクセサリーでは
なかろうかと睨んでいるのですが ・・・ ?
 
 
 
 
過去このブログには、紹介記事 ( 正直に言えば広告 ) を大量に掲載
していたため、それを削除した今も、番号が不揃いで、何が何だか、
訳が分からなくなってしまっていますが、一応 「 幻想魔伝最遊記 」 に
ついて、気侭に書き散らしているエッセイ集
です。
宜しければ、どうぞ!


名言集のつもりが、何故か名場面集になってしまいました。

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