忍者ブログ
右サイドカラムのボタンを押して下さい。
                    Hit me and Enter!

373. 370. 367. 363. 362. 359. 354. 348. 323. 318. 317.
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

( 鎖で繋がれ、岩牢に閉じ込められている悟空に、三蔵が声を掛ける。)

三蔵 「 おい、俺のことずっと呼んでたのはお前か?」
悟空 「 え?俺、誰も呼んでねぇけど。あんた誰?」
三蔵 「 嘘だね。俺にはずっと聞こえてたぜ。
     うるせぇんだよ、好い加減にしろ。」

( 謂れの無い難癖をつけられても、存外怒りもせず、きょとんとした顔で
三蔵を見上げるばかりの悟空に ・・・。)

三蔵 「 来い。連れてってやるよ、仕方ねぇから。」

( 手を差し伸べる三蔵に応えて、悟空が手を伸ばすと、掛かっていた
手枷が自然に崩れて落ちてゆく ・・・。)

     - 幻想魔伝 最遊記
         第1話 『 Go to the West はるかなる西へ 』 -


クリックしてね♪少し大きくなります。


物語の冒頭、三蔵と悟空が500年振りの再会を果たす場面です。
原作のコミックでは前置きも無く、正にこの場面から物語が始まります。
そして、この時の、「 煩いくらいに自分を呼び続ける声。」 という三蔵の
感覚と、伸ばされた手をもう一人の手が捉えるというイメージは、その後
も物語の中で、繰り返し何度も語られており、彼らの因縁の強さを象徴
する逸話とも言えそうです。


クリックしてね♪少し大きくなります。


後の話の中で、声のイメージは、
「 ただ、うるさかったんだ。俺を呼び続けるそいつの声がウザイ
から一発ブン殴ってやろうと思って ・・・。
だが、そいつがあんまりにも間抜け面で俺を見上げたから、殴る
気が失せた。」
といった回想シーンや、
目の前で騒ぐ悟空に引っ掛けた、「 本当にお前は煩くて敵わん。 」
( 第15話 『 Fated Guys 紅(あか)の呪縛 』 )
といった台詞としても出て来ますが、その他にも 第26話 『 Calling 届か
ざる叫び 』 等々、随所で取り上げられており、時には、相手が紅孩児で
あったことさえ ・・・ 。

また、手を取り合う絵柄は、オープニングにも何度か登場しました。
先に述べた 第26話 『 Calling 届かざる叫び 』 では、この 「 手を取る 」
が、より重要な役割を果たし、敵の幻術に捕らえられていた三蔵が、悟空
の手を取ったとイメージ出来たことを、相手の呪縛からの突破口にして
無事生還を果たしています。

「 声 」 の正体は、物理的な音というよりも、魂の呼び声らしいのですが、
三蔵には、この声がかなりはっきりと聞こえるようです。
こういった呼び声の存在は、光明三蔵と玄奘三蔵の間にも存在し、光明
が、「 いつかあなたにも分かる時が来る 」 と予言したことから、三蔵は
寧ろ、師の予言が叶ったように感じている様子です。

これに対し、悟空には三蔵の声が聞こえませんが、メンバー中ただ一人
転生せず、記憶を失くしているだけで元の人格を留める彼には、代わりに
微かながら前世の三蔵の記憶が残っています。
識閾下で何とか保っているだけの記憶であるらしく、自我を失くしている
時、気を失っている時にしか現れませんが、意識の有る時には声・髪の
色・態度などに 「 懐かしい 」 という思いを感じる形でそれを認識する
ことが出来るようです。

猪悟能 ( 八戒 ) 追跡の時点で、既に悟空が三蔵に従っていたことから、
三蔵と悟空の再会は、悟浄と八戒より一足先であったようですが、これに
比べれば、悟浄と八戒が呼び合う声は、もっと希薄で頼りないものでした。
しかし特に原作では、三蔵から 「 悟能は大量虐殺の犯人で、匿えばお前
も同罪 」 と言い渡された後も、その言葉に反応して飛び出してしまった
悟能を逃そうとして、悟浄が三蔵を組み伏せていますので、何か通常
ではないものを感じ取っていた、とだけは窺い知れます。

それでも無関係と分かってから、無謀な行動の理由を聞かれた際、悟浄
は、「 何でだろうなぁ、俺にもよう分からん 」 ( 第15話 『 Fated Guys
紅(あか)の呪縛 』 ) と答えていましたから、悟空と三蔵の取り合わせの
方が、呼び合う力が強かったように見受けられました。


クリックしてね♪少し大きくなります。


尤も、出会ってしまえば、こちらの方が年齢も近く、性格的な取り合わせ
も、相性が良かったようでしたね。
 
 
 
 
PR
新着情報
( このブログ以外の場所に置いており、下欄の 「 最新記事 」 に載らない内容です )

「生存者」 ~ 蛙灰皿秘話 ~
 2008/11/11

「憐情」
 2008/10/16

「行くな!」君去りし後裏返し編
 2008/09/21

「風車」
 2008/09/04

「贈物」
 2008/08/27


 ご訪問ありがとうございます。


 ここには、最遊記についての

 エッセイ、その他の雑文を

 置いて居ります。

 ブログには不向きなのですが

 カテゴリーのボタンを押せば

 多少、纏まった記事として

 御覧戴けるかと思います。

 この下のボタンを ↓ ↓ ↓

 クリックして下さいね!

 (。・・。)(。. .。)ウン
プロフィール
HN:
Nacchan & Akira
性別:
非公開
職業:
アニマル・セラピスト
自己紹介:
わたしが、なっちゃんだ!
カレンダー
10 2017/11 12
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
フリーエリア
Hit it and you can see my Pop-up!

↑ Hit it and you can see my pop up!



  ―――――――――――――

触らないで!
何となく ・・・


最遊記 関連商品のページ








チンゲンツァイシスターズ・ライブ♪



from burial3
ブログ内検索
忍者ブログ | [PR]
shinobi.jp