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最遊記外伝 (01) (ZERO-SUM COMICS)  最遊記外伝 (02) (ZERO-SUM COMICS)  最遊記外伝 3巻 (3) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)
最遊記外伝 (01)     最遊記外伝 (02)     最遊記外伝 3巻 (3)


最遊記に外伝があることは、少なくとも今これを読んでおられる方なら
全員が御存知だと思います。
原作者は 「 別物として読んで欲しい 」 と希望しているらしいのですが、
アニメ版を見たことのあるファンには、かなり無理のある御要望だとしか
言いようがありませんよね?
初回シリーズの後半に採用されたオープニングには、天界に暮らした
4人が映し出されている鏡が割れて、それぞれの立ち位置もそのままに、
現世の4人となって現れる、というイメージが挿入されているのですから!


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その上、吹き替えも現世の4人がそのまま担当しており、特に声を変えて
演じ分けている、といった様子もありませんでした。
( 英語吹き替え版でも、全く同じ扱いです。)
更に、アニメ版の場合、物語の最初から、もうチラチラと、外伝での姿が
見え隠れしていましたし。

そういう状況でしたが、一応、本格的に天界での4人の暮らし振りが
描かれるようになったのは、第27話 ( 第3クールと呼ぶのでしょうか?)
以降でした。
外伝の導入部分が、数回に分けられて挿入されています。
( ある程度まとまって出てくるのが、第40・41・45話で、あとは数カット
づつ採用されているという感じです。)

正直、中途半端の感が否めず、何故・・?といった声が多かったのにも
頷けます。
ファン雑誌だったか何だったかに、「 せめて、花見のシーンまで入れて
おけば、一区切り着いたろうに 」 という投稿を見掛けた時には、「 なる
ほど!」 とも思いました。
夜中に4人だけで花見の宴を楽しむあの場面は、本当に美しく描かれて
いたという以外にも、悟空がそれを、忘れ得ぬ思い出として心に刻んで
いたことから、悟空の思いを辿る形にでもすれば、現世の4人に話を
繋げるのにも都合が良いだろうに、と感じたものです。


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では、何故実際には、こんな所で切られたのだろう?を考えると、結局、
TV版オリジナルのキャラクタとして後半に登場した、焔 (ほむら)・是音
(ぜのん)・紫鴛 (しえん) の3人と、三蔵たちの4人を関連付けるのが
目的のようです。
別に確認を取った訳でもありませんが、そう考えて見直すと、取り入れ
方に過不足が有りません。

4人の ( うち3人の ) 名前を天界時代のままに呼ぶ焔達が、少なくとも
焔達の側からは、金蝉、捲簾、天蓬 + ちび悟空を知っており、その絆
の強さにある種の憧れを持っていた、という設定を作っているのでしょう。
上に載せた画像は、乱闘のエピソードを経て、より親密になった4人が
( 金蝉と捲簾については責任持てませんが^^ )、通り過ぎて行く所を、
是音・紫鴛と敖潤、さらに焔が、それぞれの思いを抱きながら、眺めて
いる様子です。

( そう言えば、劇場版幻想魔伝最遊記にも、三蔵たちからは殆ど気にも
留められていなかったにも関わらず、自分側からは強い羨望と共に彼ら
4人を眺めていたという人物を登場させ、その人物を中心に新たな逸話
を展開していましたよね。全く同じ手法です。
デゥガーンという有り得ない音で呼ばれていましたので、日本語では、
ドウガン ・・・ だと思います。多分 ♥ ← 馬鹿やってないで買えっ!)

最終話での焔の台詞も、そのことを肯定するものでしょう。

「 俺は ・・・ 俺達は、あの 500年前のあの時から、お前達の
ことが羨ましかった。
いつか死ぬ自分のために、今を後悔しない様に生きる ・・・ 俺は
下界に降りてから、そうやって生きていられたような気がする。」

( 最終話 Alone ~西へ~ )

羨ましいから襲うとか、自身の死に場所を得るのに利用すると言われ
ても、納得は出来かねますが、取敢えず、それで物語としては繋がって
来ますし、三蔵たち4人の出会いの説明にもなっていると思います。

そういう意味では、細切れに利用されていることで、些か軽んじられた
気がして、不満の残った外伝部分ですが、「 何度でも生まれ変わっては、
出会い、関わってゆく魂たち 」 を説明する上で、上手に取り入れられて
いた、と言うべきだったのかも知れませんね。

少なくとも、初期に三仏神が言っていた、
「 皮肉なものだ。 各々の過去の傷跡が、そなたらを繋ぐ蜘蛛の
糸になろうとは。」
( 第1話 Go to the West ~はるかなる西へ~ )
・・・ などという薄暗い説明よりは、わたしには好ましく思えました。
( 普通、そんな痛々しい絆は要らないでしょうに!)

ま、何にしろ、作者の奨励通りに、外伝そのものをじっくり読むのは、
それはそれでまた、楽しいものでしょう。
無理矢理に繋いだためか、視聴者に分かりやすく示そうとしたためか、
TVアニメでは、本来必要無いはずの赤毛にされていた、捲簾の髪が
黒髪で見られるのも、嬉しい気がします。

で、最遊記外伝の原作コミックスを読んだことがなく、TVアニメでしか
知らないという方に特別サービス、というか、ネタバラシです。
実は ・・・。


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天界軍では一応全員に軍服が支給されるようですねっ♥


’なの、バラスまでもなく当たり前だって! (ノ_-;)ハア…

なんか、その描かれ方の所為で、現在放映中の 「 のだめカンタービレ 」
を見ていると、千秋真一の幾つかの動作に、つい、捲簾大将を連想して
しまうんですよね~~。
流石に、若い女性である のだめちゃんを見ていて、天蓬元帥を連想する
ということは、余り無いですが。
・・・ その場合は、高橋紀之からの方が連想しやすいか! ・・・ って、
一体何の話をしてるのだか! (x_x) ☆\( ̄ ̄*)バシッ
 
 
 
 
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「生存者」 ~ 蛙灰皿秘話 ~
 2008/11/11

「憐情」
 2008/10/16

「行くな!」君去りし後裏返し編
 2008/09/21

「風車」
 2008/09/04

「贈物」
 2008/08/27


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